年寄りの冷や水?かも 超初心者のじじい山歩く

55歳から始める山歩き 中高年の山行きは気を付けろ!

比良 小川新道は魔界だった 3

さて、奥の深谷の渡渉部分を

無事渡り終えたところで一段上がり

そこから登山道が続くはずだった。

 

f:id:usausacafe:20191028105631j:plain

上がった所で道標がついていたのに・・・

f:id:usausacafe:20191029114800j:plain

その場所が少し開けていて渡渉できた安堵感で

少し休憩することにした。

そのあとつい周りを見渡して右側後ろの

道標のことをすっかり失念し

どちらに進むか踏み跡を探しだした結果

赤の印を左奥に見つけることになる。

 

その方向に進むと右側に「危険入るな」の表示があったが

左にはその先に赤の印が見え、その先には板の上に更に

左を示す⇒マークがあったのでその印に沿って進むと

渡渉しなくてはいけなくなった。

 

予備知識では奥の深谷を渡ったあとに再度渡渉とは

なかったように思ったが赤の目印がその先にもあり

こちらで大丈夫だろうと判断する。

 

渡渉後はその先に新たな赤の目印がを見つけ

疑いなく谷筋を登り始めた。(右側奥)

 

f:id:usausacafe:20191029113949j:plain

 

ところが、しばらく登った所でその先に印を見つけられない

今まで踏み跡らしきものがあったのに、突然ザレた石だらけになり

その先のどこを探しても赤の印がみつからない。

 

右側には一段高くなった植林地があり杉の木に水色の

テープが巻かれている場所が上部に続いていたので

そちら側から登るのかと確認をしに行く。

 

しかしその先にも印がない、おかしいぞ

これは道を間違えているのかもしれないと

この時点でログを確認してみると案の定

間違えていることに気が付き元の

渡渉の位置まで引き返すことに。

 

地図でいうところの赤の△に+の印のあるところが

(中央少し右あたり)

奥の深谷の渡渉部分でその先本来は右手に進むのが

正規の登山道であった。

が、左側の谷筋に登っていたのだった。

 

f:id:usausacafe:20191029113052j:plain

奥の深谷を渡渉したのが8時48分

気が付いて元の場所に戻り道標を見つけたのが

9時20分おおよそ30分のロスタイムとなった。

 

f:id:usausacafe:20191029114223j:plain

途中でログを確認しなければ尾根側にひたすら登っていたかも

もし、そのまま登り切ってもどこかで小川新道と合流するかも

しれなかったがどんな登りになっていたか想像がつかない。

 

間違えた時にはもとに戻るが鉄則だと

いつもそう思うようにしている。

 

 

 

比良 小川新道は魔界だった 2

さて、牛古コバに到着

 

f:id:usausacafe:20191027182526j:plain

いよいよ未踏の道に入って行くのだけれど

思いのほか入り口は踏み跡もわかりやすく

比良はやはり気持ちのいい山だなぁと

この時はお気楽に考えていた。

 

f:id:usausacafe:20191028102132j:plain

 

ここは標高約400mここからつづら折れの道を

標高600mの所まで約200m登る

f:id:usausacafe:20191028102850j:plain

登りの感覚は御殿山コースの最初の登りと大差なく

スタートは順調と思っていた。

 

最近、大峰のシャリバテを経験して朝は米を食べることに

パンと違って腹持ちが違うなぁ^^

 

600mまで登るとしばらく巻き道になる

f:id:usausacafe:20191028103137j:plain

ロープを渡してあるが、ここはロープは必要ないような気が

逆に邪魔になる感じだった。

ここから奥の深谷にむかって100mほど下ることになる

途中崩壊地をトラバースするところが2か所

1っか所目は問題なし

f:id:usausacafe:20191028103512j:plain

2か所目は石の部分が滑るの 雨の後は少し注意が必要か

f:id:usausacafe:20191028103620j:plain

ただ、張られたロープが緩んでいるので

頼りながら歩くと逆に危ないかもしれないな。

 

この一応危険個所を越えるとさらに下って

大きな倒木に気を付けながら進むと

沢の音が大きくなり奥の深谷の渡渉部分に差し掛かる

 

f:id:usausacafe:20191028104009j:plain

f:id:usausacafe:20191028104018j:plain

ここの渡渉は先日の明神平の渡渉よりも難易度は高い

 

f:id:usausacafe:20191028105631j:plain

登山報告でも結構ドボンとハマる人が多いらしい

右岸に渡った所に靴下が脱ぎ捨てられていた^^

 

さて、この渡渉までは何とか無事に通過するが

このあとに一度目の魔界の洗礼をうけるのだ

 

比良 小川新道は魔界だった 1

先週、明神平に出向くも渡渉で断念

山登りの楽しみを味わえなかったので

今回は比良 防村から牛コバー奥の深谷ー小川新道

ー中峠ーワサビ峠ー御殿山ー明王院と周回ルートを

歩くこと(以前に妻にダメ出しされたコースだったりして^^)

コースタイム6時間だけれど7時間で予定を組む。

 

このコース、山情報でも踏み後がはっきりせず

印も少ないため道迷いしやすいと

 

ええ、おやじもご多分に漏れず迷いましたわ(汗

 

f:id:usausacafe:20191027174038j:plain

 

朝5時に自宅を車で出発 防村には6時40分に到着

朝は空いているのでね。

車を林道の進入禁止の手前にとめる

f:id:usausacafe:20191027175202j:plain

もう、紅葉がはじまってる

7時3分 ここから林道を牛コバまで小一時間歩きます

f:id:usausacafe:20191027175315j:plain

牛コバからワサビ谷まで山中ではだれも合わなかった

比良は山深いのかこのルートが嫌われてるのか^^

 

牛コバまでの林道で唯一おじさん一人と出会う

 

f:id:usausacafe:20191027181936j:plain

前を行くおじさんとちょっと話をする、

牛コバから夫婦滝をみて伊藤新道で降りてくるらしい

この伊藤新道も曲者で強力な坂なのだ^^

 

f:id:usausacafe:20191027182414j:plain

 

比良の新道という名前の付いたところは

ほぼほぼ新道は(しんどい道)ということかと^^

 

7時46分 牛コバに到着

いよいよ未踏の地へ踏み入れます

大橋南比良峠方向へ

f:id:usausacafe:20191027182526j:plain

続く

 

 

明神平に行く予定が

10月20日(日)

お天気がこの日だけ運よく晴れ予報

前から山に連れててといわれていた

Hちゃんと女房をつれて台高の国見山・薊岳のふもと

明神平まで山飯を食べに出かけることに。

 

f:id:usausacafe:20191021125348j:plain

 

女性二人は頻繁に山にはいかないので

超初心者のおやじより初心者のため無理のない

計画を立ててみました。

 

f:id:usausacafe:20191021133032j:plain

なんといってもコースタイム1:15

近所の山より楽^^なコースを

2時間に設定して登ります。

 

Hちゃんものぼる気満々

f:id:usausacafe:20191021130108j:plain

女房は坐骨神経痛で足が攣るといいながら参加

 

f:id:usausacafe:20191021130208j:plain

このコース渡渉が3回あるのですヨ

先日の台風19号に、前日の大雨で

増水はあるだろうなと思っておりました。

 

大又林道終点からスタート

f:id:usausacafe:20191021130331j:plain

 ここからしばらく林道歩きです

ぼちぼち紅葉もはじまってました。

f:id:usausacafe:20191021130359j:plain

f:id:usausacafe:20191021130407j:plain

道すがら川の状態をみていましたが・・

f:id:usausacafe:20191021130621j:plain

 

登山道に入り小一時間で最初の渡渉に

心配していた通り増水してますねぇ~

f:id:usausacafe:20191021130653j:plain

おやじ一人なら気にせず渡りますが

女性陣二人は怖い怖いとおっしゃる

まぁ写真よりもかなり水の勢いもありましたしね。

 

一応、女房が川に落ちても

もぉ~なにやってるねん!で済ませられますが

Hちゃんは同伴者としてそういうわけにはいきません。

 

普段はここ、ロープにつたって渡れば

どうといういことはないんですが・・

f:id:usausacafe:20191021131013j:plain

巻き道がないか探してみましが見つからず

渡渉場所が別にないか探しましたがなさそう

 

ということで、登り半分くらいの所で本日明神は断念

単独行ではないのでね、ここはあきらめましょうと

 

結局この日は少し下がったところにある

川べりで山飯ごっことあいなり

ほうれん草炒めにウインナー

そしてHちゃんはカップ麺をプラスしての

登山ならぬピクニックとなりました(;^ω^)

f:id:usausacafe:20191021131436j:plain

f:id:usausacafe:20191021131441j:plain

f:id:usausacafe:20191021131738j:plain

このあと、東吉野 やはた温泉に入りまして

f:id:usausacafe:20191021132336j:plain

そのあと吉野では有名な馬酔木さん(焼肉屋さん)にて

晩御飯をいただき本日の山行は終了(山登ってないけど(滝汗

 

f:id:usausacafe:20191021132432j:plain

f:id:usausacafe:20191021132452j:plain


まぁこんな日もありということで

 

次回はリベンジで登る予定入れて

帰路につきました。

 

おやじは来週あたり単独で比良でも

行こうかなと思っております。

 

 

 

大和葛城山 (相方は?)

ここのところ週末台風とかで

出かけられていなかった山歩き

 

今日はお天気回復傾向とのことで

大和葛城山にいってきました。

 

f:id:usausacafe:20191006160415j:plain

標高960m程の低山ですし、多くのハイキング客がいる

その上山頂までロープウェイがついてるので金剛山とならんで

人気の山であります。

 

本当は比良の防村から牛コバ 小川新道を

登る予定でしたが、

 

f:id:usausacafe:20191006163634j:plain

 

f:id:usausacafe:20191006161442j:plain

踏み後不明瞭でちょっと危険個所もあり

 

f:id:usausacafe:20191006161659j:plain

 

沢沿いの急こう配、倒木

f:id:usausacafe:20191006161728j:plain


・・ということで一人で行くのは却下とあいなり仕方なく。

 

今回は女房同伴でした(監視されてる^^

彼女は先日来、坐骨神経痛が悪化しまして

足が痛くて歩けない!とおっしゃるのでロープウェイで

ささっとお登りになりました。

f:id:usausacafe:20191006162310j:plain

じじいはひとり楽しい北尾根コースをテクテクと

f:id:usausacafe:20191006162349j:plain

自分の背丈程の段差もありなかなかアクロバティックな道です^^

それでも標高差650m程度ですから1.5時間ほどのハイキング♪

 

まぁ、最後の階段攻撃が玉にきずですが^^

f:id:usausacafe:20191006162749j:plain

電波塔がみえたら頂上はもうすぐです

f:id:usausacafe:20191006162837j:plain

この時雨がきつくなり、ザックカバーをかけようと探すが見つからず

ちょっと焦りました、結局下山してから有る場所がわかりましたが

時すでに遅し(苦笑

f:id:usausacafe:20191006163120j:plain

山頂は、まぁ、いつもの通りですが

ススキがみごろでなかなか良き良きでした!(女房殿の後ろ姿

f:id:usausacafe:20191006163204j:plain

そんなわけで、登山ではなくてハイキングで過ごした一日

下りの街の景色はなかなかでしたね

ええ、下りは、ハイ、女房とロープウェイで降りてきました(^^;

 

f:id:usausacafe:20191006163402j:plain

 

 

 

 

スカルパ ZG トレック GTXとGREGORY ZULU 30 とMarmotHEAT NAVIMesh

山道具って結構なお値段するものが多い?

そんな気がするおやじです。

 

その機能と価格が似合えばいいですけどね

仕事柄、衣料に関しては少しはわかるのでね^^

 

若い人は結構ブランドに拘る人も多いのかな

マムートやパタゴニア、アークテリクス

そしてノースフエイスなどタウンでも見かけて

登山用品店でそれらを見るとアラ!なんと立派なお値段!

全部揃えるとおいくら万円?

なんて下世話なことを考えたり(苦笑

 

そんなおやじですが、でも流石に上から下まで

モ〇ベルやワー〇マンプラスで揃えることには

なんだかまだ抵抗があるんですよ(;^ω^)

 

それはさて置き、夏山低山と言えば

「暑い」が当然のことなのですが

山友さんから夏でも基本長袖が良いと

勧められてました。

 

半袖でも暑いのに・・・と思っていましたが

汗を吸ってくれる吸汗速乾素材だとベタつかない、

虫対策や肌の保護などの理由があるそうで

一度使ってみないとわからないかも

と散財のついでに買ったものがMarmotの長袖

f:id:usausacafe:20190912124842j:plain

この商品がいいのか長袖がいいのか素材がいいのか、

大峰の暑い中でも思った以上に暑さを感じず、

先達の言うことは聞くものだなと思った次第です。

 

このハーフジップ、マーモットというのが良いかなと

似て非なるものマムートでないところがね^^

と言いながら半袖はマムートを買ってみたバカおやじ

 

そして、今回の大峰で感じたことは年寄りには

山登りは道具をちゃんと選んで自分に合うものを

買わねばいけませんってことでした。

 

まず、登山靴いやこれはハイキングシューズかな

スカルパ ZG トレック GTXね

f:id:usausacafe:20190901170316j:plain

過去に履いてきた靴がまだ4足なれど下山後に

足が痛くならなかったのはこの靴が初めてでした。

 

下りは結構な急傾斜と石がゴロゴロ沢沿いの谷を降りて

それでも足が辛くなかったことが驚きでしたネ。

 

BCのかの人が進めるLowaタホーなんかは

足に馴染んで痛くならないって言うのは

こんな感じなのかと思った次第です。

タホー履いたことないけど(;^ω^)

 

そして、リュックのGREGORY ZULU 30

 

f:id:usausacafe:20190830165605j:plain

今までの他のリュックは肩が痛くなってたんです。

担いだ時から何か肩に食い込むなという感じがあって

途中で肩ひもを持ち上げたりして痛みをかわしてました。

 

が、このGREGORYまったく肩に負担が無い(言い過ぎか?

山行途中で肩ひもに手を掛けなかったのはこのリュックが

初めてのことでした。

同じような形のリュックでもメーカーなどで

随分違うものなのだなと思った次第です。

 

山道具はその人に合うかどうかが一番のポイントで

誰それが良い!と言っても自分には合わないものもあるでしょう

でも、道具によって山行の楽さ楽しさは各段に違うと思ったのです。

 

いかんせん残念んだったのがマジックマウンテンの

トレッキングポール 踏んで曲がって折れて・・

使い勝手は、ん~確かに安価なものよりリストバンドの作りは

しっかりしてるかなと、かと言ってこの半額くらいの物でも

使い勝手は大差が無いように思うのは私だけ?かも

 

以前に使っていたのも結構安価なものでしたが

特に不満があったわけでなく、3年使って締める所が

ダメになっただけで普通に使えていたからね。

 

今回は大蔵省の手前、マジックマウンテンをやめて

手ごろなものにしてみました。

ちゃんと使えればこれはこれでいいかなと^^

f:id:usausacafe:20190912131917j:plain

 

 

大峰 山上ヶ岳の下りの「核心部分」

いよいよ下りである

普通は登ったコースを下る所謂ピストン

で下るのが心配ないコースなのだけれど

そこはやはり登りと下りが違う方が楽しい^^

 

時間的にまだ余裕があったので

山上ヶ岳から稲村ヶ岳の周回が楽しいかもと

 

f:id:usausacafe:20190911141331j:plain

しかしこれだと母公堂に降りてから清浄大橋の駐車場まで1時間程

舗装道路を歩かなければいけません。

それはそれでしんどいかもと、結局レンゲ辻からレンゲ坂谷を降りることに。

 

山上ヶ岳からレンゲ辻に降りるのに結構急な下りとなる

f:id:usausacafe:20190911141911j:plain

f:id:usausacafe:20190911141940j:plain

この先に笹が生い茂って足元が見えない所あり

でも、根っこや石がゴロゴロしていて適当にあるくとつまづく

足をくじきそうになる。

 

左に切れ落ちている所もあり気を使いながらすすむ

f:id:usausacafe:20190911142150j:plain

その先なかなかの激下り階段^^

 

f:id:usausacafe:20190911142214j:plain

足を滑らせると痛いだけでは・・・かも^^

f:id:usausacafe:20190911142301j:plain

で、その先がレンゲ辻に出会い坂谷(大峰大橋方面)に降りる

ここまで結構気をつかったぞよ(;^ω^)

f:id:usausacafe:20190911142439j:plain

この先は沢に降りることになる

少し降りて振り返ると

f:id:usausacafe:20190911142600j:plain

そして足元が沢沿いのためか比良のように石がゴロゴロ

f:id:usausacafe:20190911142640j:plain

左に滝をみながら慎重に降りる

f:id:usausacafe:20190911142704j:plain

渡渉も何度かあるがそのあたりで印が不明瞭になる所もあり

f:id:usausacafe:20190911142859j:plain

f:id:usausacafe:20190911142931j:plain

小さなケルン?が何か所かあった

f:id:usausacafe:20190911143023j:plain

その先、橋が崩れている所を慎重に通り

f:id:usausacafe:20190911143057j:plain

いよいよ核心部分に

f:id:usausacafe:20190911143128j:plain

何がってこれ、木の階段なのだけれど

こういった木製階段が雨に濡れてコケが生えている

滑るのが分かるのでかなり気を使いながら一歩ずつ降りるが

何か所かで滑って階段をパスしたところも。

 

この写真が実は最後の木製階段だった。

で、最後に足を置けたので少し安心して左足を下に出した途端

ええ、ツルリンと滑ってコケてしまいました(;^ω^)

 

f:id:usausacafe:20190911145306j:plain

 

コケたことはたいしたことなかったのに、ふと見ると

おNewのストックがぐにゃりと曲がってるではないですか!

あいやぁ、おろしたてなのに(涙

 

ちょっと戻らないか?とグイッと力を何度かこめていると

ポキ!と悲しい音が(ショーック

まぁ、怪我無く降りれたことに感謝して・・・

と言っても悲しい(涙ポロリ

 

で帰宅後大蔵大臣に事の顛末を話して再購入依頼

怖い顔でにらまれました^^

 

今度もし折れたり曲がったりしたら山行禁止!と

釘をさされた(ヤバイ

 

大峰は気を抜けない山だった

 

次回はおNewの靴とおNewのリュックの感想を