比良 小川新道は魔界だった 3
さて、奥の深谷の渡渉部分を
無事渡り終えたところで一段上がり
そこから登山道が続くはずだった。
上がった所で道標がついていたのに・・・
その場所が少し開けていて渡渉できた安堵感で
少し休憩することにした。
そのあとつい周りを見渡して右側後ろの
道標のことをすっかり失念し
どちらに進むか踏み跡を探しだした結果
赤の印を左奥に見つけることになる。
その方向に進むと右側に「危険入るな」の表示があったが
左にはその先に赤の印が見え、その先には板の上に更に
左を示す⇒マークがあったのでその印に沿って進むと
渡渉しなくてはいけなくなった。
予備知識では奥の深谷を渡ったあとに再度渡渉とは
なかったように思ったが赤の目印がその先にもあり
こちらで大丈夫だろうと判断する。
渡渉後はその先に新たな赤の目印がを見つけ
疑いなく谷筋を登り始めた。(右側奥)
ところが、しばらく登った所でその先に印を見つけられない
今まで踏み跡らしきものがあったのに、突然ザレた石だらけになり
その先のどこを探しても赤の印がみつからない。
右側には一段高くなった植林地があり杉の木に水色の
テープが巻かれている場所が上部に続いていたので
そちら側から登るのかと確認をしに行く。
しかしその先にも印がない、おかしいぞ
これは道を間違えているのかもしれないと
この時点でログを確認してみると案の定
間違えていることに気が付き元の
渡渉の位置まで引き返すことに。
地図でいうところの赤の△に+の印のあるところが
(中央少し右あたり)
奥の深谷の渡渉部分でその先本来は右手に進むのが
正規の登山道であった。
が、左側の谷筋に登っていたのだった。
奥の深谷を渡渉したのが8時48分
気が付いて元の場所に戻り道標を見つけたのが
9時20分おおよそ30分のロスタイムとなった。
途中でログを確認しなければ尾根側にひたすら登っていたかも
もし、そのまま登り切ってもどこかで小川新道と合流するかも
しれなかったがどんな登りになっていたか想像がつかない。
間違えた時にはもとに戻るが鉄則だと
いつもそう思うようにしている。