じじいテン泊デビュー
チャレンジ テント泊(三峰山)
じじいも今年の秋で登山3年目に突入
ウォーキングからはじまり近所の丘陵歩き
そしてファミリー登山コースを歩くようになり
いつかはテントを担いで山を歩いてみたいと思っておりました
が
流石にテント泊となると日帰りで大峰や比良の山にでかけるのと
訳がちいます。装備だけでもテントやシュラフが必要になるし
ザックもそれなりの大きさのものも手配せねばいけない。
テントやシュラフは適当に買って、あわなきゃ買い換える
とザックのように安易にはいきません。
まぁ、65Lや75Lの大きさのザックを買い換えるのも
いかがなものか、いや、女房の許可がでない(苦笑
それに最低限の経験も必要だし、誰かについていって
いきなりのアルプスというわけにも行かず・・・
また、実際テン泊となると20kg程度の荷物をしょって
歩くわけですが、その重さが大丈夫なのか?心配です。
そんな時、以前勤めていた会社の同期にKenちゃんという
山屋がおりまして、彼に今度テント担いでGWに山に行くけど
じじいもどう?と誘ってもらったので二つ返事でお願いしました。
今回は奈良と三重の県境にある「三峰山」(みうねやま)
この山は冬に美しい樹氷が低山でみられると人気の山でして
標高は1200mあまりの低山ですが、山頂直下に八丁平という
草原が広がっていてテントを張るにはもってこいの山
ただテン場ではないので水場はありません
つまり水を担いで登る必要があるのだけがたまにキズ^^
まずは青少年旅行村の駐車場にとめて出発です
初めて65Lのザックを担ぎます
ん?なんとかいけるかも?
Kenちゃんは余裕だ
ここで登山届けを出します!エライ!いや当たり前か^^
藤の花がお出迎え
ここから三峰山の登山道
お隣、三峰山は女性的な優しさがある登山道です
階段もありますが、段差も大きくなく歩きやすい
途中非難小屋もあります、中はきれいで十分な宿泊設備!
遠く、倶留尊山(くろそやま)を望みます
そうこうしているうちに樹氷道に
ここが、冬場美しい樹氷をみせてくれるそうです。
いまは、新緑がまぶしい
白い花はタムシバかな?
たいぶんと登ってきました
と言ってるまに頂上
頂上はちと寂しい(笑
ま、いつものじじいポーズ
Kenちゃんはまじめに^^
さて、山頂から少し下ったところに八丁平という美しい平らな草原があります
ここ風の通り道で、この日は台風並みの風が吹いてました!
風を避けて簡単に昼食を済ませてテントをたてます。
ふむふむ、こうしてテントをたてるのかぁ!
覚えれば簡単、でも初めてひとりでするとなると難しい
ここはレクチャーをしっかり覚えてと
2張り目のテントもあっという間に(スゴイ!
お借りしたのは2人用テントなので中も広々快適!
ダウンのシュラフも貸してもらって今晩は寒さだいじょうぶと思ったら
この日の夜は冷え込んで^^
山の夜は早い!4時からすでに晩御飯スタート
暗くなると漆黒の闇らしい
今日は豚しゃぶです うまそう~ いや美味かった!
グダグダと食べて終わったら日没までに少し時間があったので
すこし下って高見山ビューポイントへ
やはり男性チックなとんがり山です
そうこうしているうちに日没
山の日没は美しい!
もう沈みます
お月さんが
暗くなったらすることもなく、あとはゴロゴロして
寝るかな? いや、こんな早い時間に寝たら夜中に目覚める?
そんなことよりも、強風でテントが揺れる揺れる(驚
木々が轟々と音をたててうなります(台風のよう
それでも寝るじじい(爆
朝も早い!5時半には日の出
ご来光~!
今回はピークハントも縦走もしない予定なので
朝ごはん、たまご雑炊を食べて下山します。
リンドウやツツジを見ながらゆったりと
早々に樹氷ロード
新道峠 ここから左に12,3kmで高見山ですが
今回は縦走しません^^
小一時間で新道ルートの登山口に
ここから30分ほど舗装道を下って青少年旅行村へ
今日は天気もよく小さな子たちをつれた家族で大賑わいでした。
そして無事下山、これから温泉に入って帰宅
今回のテン泊練習で新たな登山の道が開けたように思います。
一般的には泊りで山に行く場合は小屋泊から始める方が一般的?
確かに所謂山でも上げ膳据え膳で山登りに集中して楽しめる
自分自身も体験しないわけにはいきますまい。
しかし、3シーズン 雨は山に行かないじじいにとって
小屋もない近所の山を日帰りでなくてテントをしょって縦走するなんてこと
なんだかアドベンチャー感がいっぱいじゃないか!って思うのです。
個人的にワイワイと行く山も悪くはないけれど
どちらかと言うとひとりで計画して準備して個人の責任で
自由に山を歩ければいいなぁ。
3年目になるまでにテントとシュラフを手配して今年の秋は
テン泊山行きを楽しみ始めたいと思っております!