年寄りの冷や水?かも 超初心者のじじい山歩く

55歳から始める山歩き 中高年の山行きは気を付けろ!

超初心者のじじいの反省(その3)汗冷えと肌着

痛い靴だけど履いているうちに

広がって履きやすくなるだろうと思い

この靴を履いて初めての1000m越えの山に

 

今ではすっかりお気に入りで何度も登っている

比良・武奈ヶ岳1214mなのですが・・・

 

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この山はびわ湖側の比良・イン谷と逆側の葛川・坊村

からの登山が一般的ルートなのですが坊村側から登ると

明王院を超えたらすぐに急登になります。

 

今まで緩やかなハイキングコースしか歩いたことがなかった

そんな経験値の低いじじいには本格的な山道でした。

(今ではすごい急登とは思わないのですが^^)

 

そして、登られるみなさんのスピードが速い

やっとの思いで歩いて直ぐに汗をかきだし上着を脱ぐ。

 

この時、まだ汗を直ぐに吸い乾かしてくれる肌着も

その吸水速乾の上着も持っていなかったので

汗をかいて上着を脱ぐと寒くなる、

そして着ると暑いの繰り返しで登りました。

 

 

この武奈ヶ岳は御殿山という一つ目のピークを越えて

いったんワサビ谷に下り登り返して頂上につくのですが

もう御殿山までで青息吐息 足も痛くなり、膝も痛いと

すでにボロボロ状態、山に登ることを甘く見ていた結果です

 

超初心者がいきなりこの山には来てはいけなかったのだと

そう思ってもすでに後の祭り(^-^;

 

武奈ヶ岳山頂につくころには下山が無事できるかどうかも

不安になるほど足も体も疲れていました。

その上、頂上は風も強く冬のように寒くて・・

 

ただ、頂上からの眺めは本当に感動もので

こんな素敵な景色が世の中にあるのかと

大げさではなく思ったのです。

それからすっかり山に魅了されてしまい・・(笑

 

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初めての1000mの山登りで一番に問題だったのが

自分がその時の実力で登れる山かどうかを判断できなかったこと

結果的に山に登る体力がないことやオーバーウエイトのなまった体では

武奈ヶ岳の登山は無理があったことだということです。

 

山を甘く見たら必ずしっぺ返しが来ます

特にじじいの年齢になると無理はそのまま命にかかわる。

 

少しずつ山に登れる実力を付けながら高い山にチャレンジしないと

えらい目にあうというのを実感したのでした。

 

ただ、山はその高さだけではわからないことも多いですよね

基本標高差と登山道等を考えて自分の力と比べる必要あり

 

ちなみにこの武奈ヶ岳は坊村の標高が305mですので

武奈ヶ岳との標高差は909m累計標高だと1000mを超えます。

 

じじい、今のように山好きになる前にすでに

北アルプスに登ったことあるんですヨ

 

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それは、北アルプスの乗鞍・富士見岳2817m

 

言葉だけで北アルプスの2818mの山に登ったというと

すごいじゃない!となるかもですが、ご存知の方も多い

畳平(標高2702m)というところまでバスで行けます。

 

ええ、つまり標高差は115m(笑

でも、北アルプスですからね!

 

また、この登山でわかったことに

登山時に着るものは絶対吸水速乾のものでないと最悪低体温になる

高度が上がるにつれて気温が下がり汗で体が冷えると

急激に体力も奪われます。

その上、雨に濡れると最悪なことにもなりかねません。

 

 

登山をするなら、服装・ザック・登山靴・雨具は

登る山に対応するものを必ず用意せねばならないと

この時に身に沁みて理解できたのでした。

 

下山はというと予想通り足と膝の痛みで

登りと同じくらいの時間がかかり

ほうほうのていで降りて来ました。

 

それから直ぐに、近くのモンベルさんにでむいて

モンベルさんの方が好日さんよりリーズナブルと知って^^)

一式全部揃えました、そしていろいろ調べて緊急セットやら

最悪ビバークせねばならない時にも備えての準備もし

現在は、ザックの中に雨具・救急セット・ヘッデン(ヘッドランプ)

ライター・小型ナイフ・非常食など最低限のものは常に

携えて登るようにしております。

 

登山ではすべて自己責任です

常に最悪の事を想定して最高の山行きにしたい

そう思っている次第です。

(現在はちゃんと山保険にも入ってます!)

 

次回は先達の方々のアドバイスとその後の経験から

今気を付けていることを書いておきたいと思います。