年寄りの冷や水?かも 超初心者のじじい山歩く

55歳から始める山歩き 中高年の山行きは気を付けろ!

イン谷から登る武奈ヶ岳

先週末は学生時代のOB会が予定さていましたが

ちょっとバタバタすることがあり参加できず

2年に一度のたのしみだったのですが残念でした。

 

そして日曜は女房との山登りの約束

武奈ヶ岳へ登ることになっていました。

 

女房と登る時は基本、坊村から登ります。

それは登山道に鎖場や徒渉、ガレ場などの歩きにくい

場所がないので初心者でも登りやすいからです。

 

今回は思い切ってイン谷から青ガレを登って

急登の金糞峠手前をガンバレば森林浴を楽しみながら

武奈に上がれるので気分転換にもなるかなあと。

 

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土曜日のごたごたで夜が遅くなり予定の時間より

1時間ほど遅くなっての現地到着。

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目には青葉山ホトトギス初鰹です

新緑が美しい!

 

駐車場からかなりのスローペースで上がります

最初の分岐、大山口です

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ここから金糞峠までコースタイム1時間のところ1時間20分でした。

 

山登りは早く登れたから良いというわけでもないので

ゆっくり登りましょう、と女房には言っておきました^^

 

なんとか青ガレも無事通過

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金糞まできましたよ

すでに、女房は足に来てるそうです^^

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と、ここまでは時間がかかったけれどなんとか順調な方でしたが

ここから先、新緑の中を歩く楽しい時間のはず?が・・

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このコース何度が徒渉があります

こんな感じで丸太を渡してもらっています。

所が女房はこの橋が不安定でかなり緊張してまして

途中まで来てからその先、足が動かない(; ̄ー ̄)...ン?

 

何を狂ったか土台の石の方に降りて跨いで渡ろうとしてます・・

ええ、そうです・・案の定です

ドボ~ン、音が聞こえました(笑

靴の中まで水浸し(あらら・・・

 

取り急ぎ靴を脱いで靴下を絞って

これ漫画みたいに絞れました~(笑

 

そして靴の中も拭き、しばらく乾くまで待機

まぁ、急ぐ山行きでもないので良いのですがネ^^

森林浴をしながら、休憩も出来て良しとしましょう。

 

さて、歩き再開です

本日は女房同伴ですので金糞峠からヨキトウゲ谷に沿って中峠まで登り、

それからコヤマノ岳を通り武奈ヶ岳に登る予定でした。

 

イン谷から武奈ヶ岳に登る登山道は結構あるため、

登山道の分岐が続きます。

 

ちゃんと見てないと違う所に行ってしまう

と気を付けていたのですが、先行する登山者さんがいて

その人についつられて中峠方面ではなくて

コヤマノ岳直登コースになったことに途中で気が付くのです。

 

まぁ、時短コースになるので靴濡れの時間を取り戻すにも 

良いと言えば良いんですが、中峠のほうが楽ちんなわけです。

 

そんなこんなで、急登をこなして何とかコヤマノ岳に到着

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ここまできたら、後はちょっと狭いザレ道急坂を登れば

到着します、この道 そうです昨年晩夏に足が攣った道です(^-^;

 

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今回は何事もなく来ましたヨ

あとはこのビクトリーロードを歩くと頂上です。

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今回は低画質ですが動画で360度の展望をどうぞ


武奈ヶ岳から

 

この日はお天気も良く坊村からゾクゾク登ってこられます。

西南陵は数珠繋ぎとまではいかないけど、かなりの人です^^

 

頂上ではすでにたくさんの人、お昼休憩で食事中の方も

結構いらっしゃいましたが時間的にまだ11時前でしたので

八雲まで降りてからお昼にすることにしました。

 

先回はイブルギのコバ経由で降りたのですが

時短コースを選びます、以前はスキー場だったところかな?

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八雲ヶ原まで降りて来ました、頂上からちょうど1時間 ぴったりお昼時間

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ここは休憩適地 何組かの人がお昼休憩中

じじいたちも貧乏セットをいただきます!

おにぎり、お味噌汁、焼き鳥(缶詰)

食後のフルーツケーキ(ヤマザキ)は冷蔵庫にあった残り物^^

食後のコーヒーを飲みながら

ん?頭の後退が・・・危険が危ない!

いや、帽子をかぶっていたからだ!にしておこう^^

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食後は、予定通りダケ道を下ります

途中北比良を通り

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カモシカ台を過ぎれば大山口も近い

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女房ヘトヘトの図^^

最後の徒渉は幅広の板が渡してあったので問題なかったらしい

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じじいは、楽しい山行きでしたが、女房はかなり足に来たようで

翌日から筋肉痛で辛い・・・とのことらしいです。

 

武奈ヶ岳も以前は遥かな山の頂と思っていましたが

だんだんと慣れてくるものですね。

 

こんどはテン泊で八雲ヶ原に来てみたいです。

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

超初心者のじじいの反省(最終章2/2)筋肉の攣り「芍薬甘草湯」

昨年の夏まで山に登って足が攣るというのは

経験のないことでした。

 

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確かに超初心者のため下山後筋肉痛が続く

なんてことはありましたが

登山途中で攣るというのはどういうこと?と

 

それは、昨年の町内会草刈りの時に

大量の汗と暑さで軽い熱中症になりまして・・

その時、足が攣って動けなくなる経験をしました。

 

あぁ、脱水が起こると気分が悪くなるだけでなく

足が攣って動けなくなることもあるのだと^^

 

その後の登山から足が攣ることが頻発

ちょうど9月10月とまだまだ真夏の暑さの時でした。

 

最初は塩分が不足しているのか?

とか

シャリバテ?か

とか

思っていたのですが

もしかしたら水分不足かも?と

 

学生時代からの親友に

鉄砲撃ちをするのがおりまして

彼いわく、夏の山に入る前にまずしっかり

水分を取ってから登らんといかんよ

脱水になったら動けんようになるからね

とアドバイスを受けました。

 

それから、彼の言うことを聞きまして

お茶を500ml程度取るようにしております。

 

また、シャリバテにならないように

小さなおにぎりを食べてから

登ることにしています。

炭水化物はコメに限る!ですね^^

 

それからは登山中に足が攣ることはありません。

先日は残雪の登りで無理な態勢が登りで続き

激下りのザレ場でふくらはぎがやばい!という時は

ありましたが、基本登りで攣らなくなりました。

 

そして、登山の時には水場がないことが

わかっている時は最低2Lの水は持つようにしてます。

夏場はもう少し持つか、水場のある山に登るか。

 

ともあれ、多汗のじじいには水が多すぎは〇

要らなければ捨てれば良いけれど

足りないというのは✖

悪くすると遭難につながるかもしれません。

 

PS

基本足が攣ることはなくなりましたが

万が一の時の為に「芍薬甘草湯」は

携帯するようにしております。

 

けっこう持っておられる方もおられるかな?

この薬はちゃんと医者で処方してもらいました(^-^;

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ちなみに、塩分を補うために

「梅ぼし純」も常備してます^^

 

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登山で何かあればすべては自己責任

他人様に出来るだけご迷惑のかからない

山登りをしていきたいと思っております。

超初心者のじじいの反省(最終章1/2)膝痛 腸脛靭帯炎

超初心者のじじい、山に登り始めた頃

膝の痛みに泣かされました。

 

調べるとどうやら腸脛靭帯炎というらしい

 

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それは、一番最初に武奈ヶ岳に登った時に

頂上直下で突然来たのです。

 

右の膝の外側が何とも言えない痛みが発生

とにかく頂上にはたどり着いたものの

いざ下山時には痛くてあるけないくらいに。

 

反省の所で書いているように、

ほうほうのていで下山したのですが本当に涙もの

この腸脛靭帯炎なかなかやっかいなヤツでした。

 

それからしばらくこの膝痛になやまされて

いろいろ調べて自分でなんとかならないのか?と

 

ここに書いていると通り人に頼るというのは

どうも苦手でして(え?腸脛は医者の判断を!ですか^^

 

そこで、最初に試したのがテーピングでした

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このテープでとてもじじいは良い感じでして

それなりに痛みを抑えてもらったものの

完全には痛みはなくならず、

以降もあれこれ試行錯誤の繰り返しをたどるのです。

 

そして最後にいきついたのが、

歩き方を見直すことでした。

 

この腸脛靭帯炎、ランナー膝といわれるらしく

この図のように膝が外側に開くことで摩擦が起こり

炎症につながるらしいと。

 

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ここで、はた!と気が付いたのが

自分の歩行がいつもがに股であること

だったのです。

 

結構男の人はがに股の人が多いですよね。

膝が外に出ることで靭帯とこすれるなら

まっすぐにしたらどうだろ?と

 

それから、足裏の着地を意識してまっすぐに

あるけるように自分で調整を始めます。

調整し始めて半年くらいでしょうか気が付くと

がに股がかなり矯正されている

それは靴の裏の減りをみたら一目瞭然でした。

 

しかし、だからと言ってもう痛まないのか?

いや、痛くなったらもう嫌だ!

(一応、痛くなった時ように鎮痛剤ももってますが)

 

そんな時に山用のタイツがいいとの情報を入手

調べてみるとこれが結構なお値段なのね~

 

タイツごときにこんな投資ができるか!

って思って最初は安価なのを買ったのです。

 

しかし、これ、膝の補強ではなく防寒対策程度^^

結局テープを貼ってタイツを履いてってことで

あんまり意味がないなぁと(安物買の銭失い^^

 

それから、ちゃんとしたものはコンプレッションタイツ

と呼ばれていて筋肉疲労にも膝痛にもいいらしいと知り

思い切って買いました! CWX かのワコールの製品!

 

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これが、驚くほどじじいにはよかったのです

まず膝が痛くなることはまったくなく、そのうえ登山での

筋肉疲労がビックリするくらい少ない。

 

このコンプレッションタイツのことは、hjun1さんという

またまたギターつながりの方からも勧めてもらいました。

 

膝痛については、山を歩く歩き方をマスターすること

そしてがに股を直したこと、そしてこのコンプレッションタイツ

それから山登りの回数をこなすうちにそれなりに

登れる体になってきたことなど

複数が組み合わされて克服できたのかと思います。

 

超初心者のじじいです、ひとつづつ問題解決しながら

これからも山登り続けたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

超初心者のじじいの反省(その4)ご縁は大事

超初心者のじじい 

超初心者のくせに山へは基本単独で登ります。

 

(以下の写真はYAMA HACK様よりお借りしたました)

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え?それこそ年寄りの冷や水だ!ですか (ごもっとも

 

最初から自分で考えずに何もかも人に頼って何かをする

というのは性にあわないじじいでして(^-^;

ええ、変わり者っていわれてます(人付き合いが悪いだけかも

 

そんなわけで、まったく知らない山登りのスタートでしたが

今はネットで検索というとてもありがたい方法があり

あれこれと活用させてもらってきました。

 

まず、初心者 登山 と検索するといっぱい出てくる!

そこで、書いてあることが登山として一般的なのかは

沢山のサイトを比較してみて共通点をみつけると分ると

あれもこれもと調べて見てみたのです。

yamahack.com

初心者のための登山・山歩き入門

とか

町内の山

とか

基本技術 その1

そうそう、この「町内の山」のブログを拝見して

ホームグラウンドの山をもつことやいつかは薬師沢と思ったり

比良山系に登るきっかけをもらったのでした。

 

そして

shimizu-web.com

 

「もうひとつの比良山系」を拝見して、

すっかり比良に魅了された訳です。

 

そしてこの方のブログの中にある

shimizu-web.com

 

のページに、じじいは感激したのでした。

 

そんな中で、山ともう一つじじいの趣味である

ギターでご縁を頂いていた「J-minorさん」が

山のブログも付けているとのことで早速にご訪問

morosawa.exblog.jp

 

低山を中心に登られて夏山はアルプスも歩かれるとのことで

いろいろアドバイスをもらいました(感謝です

その中で水をしっかりもっていくようにと言われたのが

とても助けになっております。

 

そしていよいよ登ったことのない山を探すのですが

じじいは関西なので「歩きはじめの人におススメの

関西の低山8選」のような情報から金剛山や六甲山を

知るわけです。

 

そうかぁ、関西と言えば六甲 神戸っておされ~と

ミーハー的な感覚から、よし六甲に行ってみよう!

 

そう思って検索をしていても、六甲山というのは

関西ではとてもメジャーな山でして割合と気楽に

登った感じで綴られているものが多く

超初心者のじじいがそれを信じていいのかどうか?

 

とくに若い人はもともと体力もあるだろうし・・

 

そんな時に、本当にありがたい情報をUPされてる方の

ブログに行き当たるのです。

 

この方「しゃけ様」という方なのですが

初めて六甲に登られた時のしんどかったことなど

とても詳しく書かれていて、そしてだんだんと

本格的な山歩きをされるまで手に取るように

詳しく書かれているのを見て、

じじいもいつかその人の後を追いかければ

アルプスも夢じゃないかもと思い始めるのです。

って未だアルプスまで到達できてないんですが^^

 

ふらふら旅行ブログ 山歩き

 

しゃけ様 2012年に初めて六甲に登られた時のこと

じじいが感じたシンドさと同じでとても共感してしまい(勝手に

それから読み続けていたら、なんといつのまにかピッケル持って

雪山までいってしまわれてる(スゴイ

じじいの目標にしたい方です!

 

山は基本危険と隣り合わせ いつわが身に何が起こるかわからない

心配性のじじいは「滑落」とキーワードには特に敏感でして

(3シーズン低山では頻発はしない?ような気もするけど・・)

このワードでご縁を頂いたのが「アオヒゲ様」でした。

 

www.aohigetozan.com

 

この方は本格的な山屋の方ですから

じじいとは違う世界の人です。

何といっても日帰りでも平気で40㎞を歩かれる

でも、アオヒゲ様には遭難に備えての心構えとし

下山した時に600mの登り返しの体力を残すことを

勧めてもらいました。

それは、山での遭難で一番多いのが「道迷い」で

やってはいけないことを教えてくださりました。

 

迷った時大事なのは元の所に登り返すこと

谷に向かって下るのが一番危険と。

 

実はじじい以前比叡山に登った時に道に迷いまして

その時は下山時かなり疲れていたのですが

下った道はいつのまにか沢に。

 

その時に迷ったら登り返すこと言う「キーワード」が

頭の中でぐるぐるまわって、そうだ、このまま下ってはいけい

そう思い登り返す決心をしたのでした。

 

こうしてネットでご縁を頂いた方から沢山のことを教えてもらい

じじいもなんとか山に登ることができるようになってきました。

 

そして、ここ最近はありがたいことに仕事関係で

ご縁を頂いていた方に山繋がりで実際に山行きに

同行させてもらったりして、「山の保険」「テン泊」

のことを教えてもらえるチャンスにめぐまれました。

 

しかし、どの方も異口同音におっしゃるのは

登山は単独で行くことが一番の上達の早道だと。

 

どなたかの登山についていくことばかりしていると

山行きの計画を立てたり地図を読んだりすることが

いつまでたっても出来ない。

 

目標のアルプスも結果的に登れたとしても

それは実力ではないよねと。

 

まだまだ超初心者ですので、学ぶことだらけですが

5年10年先までしっかり登山を楽しみたい。

 

でも、無知であるばかりに危険な状況になることは

自分のためだけでなく他人様にもご迷惑をかけることになる

そんなことのないようにこれからも山を甘くみることなく

楽しみたいと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

超初心者のじじいの反省(その3)汗冷えと肌着

痛い靴だけど履いているうちに

広がって履きやすくなるだろうと思い

この靴を履いて初めての1000m越えの山に

 

今ではすっかりお気に入りで何度も登っている

比良・武奈ヶ岳1214mなのですが・・・

 

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この山はびわ湖側の比良・イン谷と逆側の葛川・坊村

からの登山が一般的ルートなのですが坊村側から登ると

明王院を超えたらすぐに急登になります。

 

今まで緩やかなハイキングコースしか歩いたことがなかった

そんな経験値の低いじじいには本格的な山道でした。

(今ではすごい急登とは思わないのですが^^)

 

そして、登られるみなさんのスピードが速い

やっとの思いで歩いて直ぐに汗をかきだし上着を脱ぐ。

 

この時、まだ汗を直ぐに吸い乾かしてくれる肌着も

その吸水速乾の上着も持っていなかったので

汗をかいて上着を脱ぐと寒くなる、

そして着ると暑いの繰り返しで登りました。

 

 

この武奈ヶ岳は御殿山という一つ目のピークを越えて

いったんワサビ谷に下り登り返して頂上につくのですが

もう御殿山までで青息吐息 足も痛くなり、膝も痛いと

すでにボロボロ状態、山に登ることを甘く見ていた結果です

 

超初心者がいきなりこの山には来てはいけなかったのだと

そう思ってもすでに後の祭り(^-^;

 

武奈ヶ岳山頂につくころには下山が無事できるかどうかも

不安になるほど足も体も疲れていました。

その上、頂上は風も強く冬のように寒くて・・

 

ただ、頂上からの眺めは本当に感動もので

こんな素敵な景色が世の中にあるのかと

大げさではなく思ったのです。

それからすっかり山に魅了されてしまい・・(笑

 

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初めての1000mの山登りで一番に問題だったのが

自分がその時の実力で登れる山かどうかを判断できなかったこと

結果的に山に登る体力がないことやオーバーウエイトのなまった体では

武奈ヶ岳の登山は無理があったことだということです。

 

山を甘く見たら必ずしっぺ返しが来ます

特にじじいの年齢になると無理はそのまま命にかかわる。

 

少しずつ山に登れる実力を付けながら高い山にチャレンジしないと

えらい目にあうというのを実感したのでした。

 

ただ、山はその高さだけではわからないことも多いですよね

基本標高差と登山道等を考えて自分の力と比べる必要あり

 

ちなみにこの武奈ヶ岳は坊村の標高が305mですので

武奈ヶ岳との標高差は909m累計標高だと1000mを超えます。

 

じじい、今のように山好きになる前にすでに

北アルプスに登ったことあるんですヨ

 

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それは、北アルプスの乗鞍・富士見岳2817m

 

言葉だけで北アルプスの2818mの山に登ったというと

すごいじゃない!となるかもですが、ご存知の方も多い

畳平(標高2702m)というところまでバスで行けます。

 

ええ、つまり標高差は115m(笑

でも、北アルプスですからね!

 

また、この登山でわかったことに

登山時に着るものは絶対吸水速乾のものでないと最悪低体温になる

高度が上がるにつれて気温が下がり汗で体が冷えると

急激に体力も奪われます。

その上、雨に濡れると最悪なことにもなりかねません。

 

 

登山をするなら、服装・ザック・登山靴・雨具は

登る山に対応するものを必ず用意せねばならないと

この時に身に沁みて理解できたのでした。

 

下山はというと予想通り足と膝の痛みで

登りと同じくらいの時間がかかり

ほうほうのていで降りて来ました。

 

それから直ぐに、近くのモンベルさんにでむいて

モンベルさんの方が好日さんよりリーズナブルと知って^^)

一式全部揃えました、そしていろいろ調べて緊急セットやら

最悪ビバークせねばならない時にも備えての準備もし

現在は、ザックの中に雨具・救急セット・ヘッデン(ヘッドランプ)

ライター・小型ナイフ・非常食など最低限のものは常に

携えて登るようにしております。

 

登山ではすべて自己責任です

常に最悪の事を想定して最高の山行きにしたい

そう思っている次第です。

(現在はちゃんと山保険にも入ってます!)

 

次回は先達の方々のアドバイスとその後の経験から

今気を付けていることを書いておきたいと思います。

 

 

 

 

超初心者のじじいの反省(その2)登山靴

暗峠を歩いてからすぐに隣接する生駒山に登りました。

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標高642mの低山、近くの小中学校の耐寒訓練などで登る程度の山です。

この山を登った時もランニングシューズと紐のナップと500mlのお茶のみ。

しかし、この時初めて本格的な登山の装いで登る人にであったのです。

今考えると多分冬山の準備のためにボッカをしていたのだと思います。

 

当然、彼の足元は本格的な登山靴、大きなザック 服装も自分のように

Tシャツに短パンとはまるで違いました。

 

そして、山に登るにはそれなりの恰好が必要なのだ!と

そこで、その後ネットで初心者の山登りとかで検索して

道具のことを勉強してみました。

 

まずは、そうか 靴か!と言うことで早速「好日山荘」さんへ

靴を買うのですが、これもまったく予備知識なしで行ったので

どんな靴を買えばいいかわからない。

そこで店員さんに近くの山に日帰りで行く靴はどんなのがあるのか?と

聞いてみました。

 

自分のサイズの靴が少なく本格的な登山靴しかなくて

何足か履かせてもらったのですがその値段にビックリ! 

あら、こんな値段なのねと。

 

最初だから1,2万くらいので良いかなとおもっていたので

とりあえずその価格で買えたのがキーンの型落ちのものが

6千円程度で山積みされてたので、それを購入することに。

店員さんにインソールも要りますよと言われて値段も見ずに

これを買いました(靴と同じくらいの値段だった(笑^^

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でも、このインソール後々活躍してくれるのでよかったかもです。

 

そしてこの靴を履いて(ええ、まだ登山用の肌着やアウターは無し)

生駒山より少し高い岩湧山(897m)の山に出掛けます。

 

所がこの靴と足の相性が悪くて、小指の付け根が靴と干渉して

痛くて痛くてとても残念な気持ちになりました。

 

登山で靴については、特に大事な位置づけなのに

適当に選んだ結果だったと思っています。

 

自分に合う靴というが大事だとは言われますが

超初心者にとってはどれが合うのかは、

店で少しの時間履いただけでは分かり難い

実際に山で歩いてみないと分からないもですよね。

結局、それから何足か買って今はスカルパに落ち着いてます。

自分の足には合っていたみたいですね。

 

さて、次回は登山用の肌着の大事さを知るです。

 

 

 

 

 

超初心者のじじいの反省(その1)平地と山は別物

山に登り始めて2年目^^

いや、正直な期間は1年半

 

ん~どう考えても超初心者の域を超えない

山登りを始めたのが55歳というじじいの年齢

 

同年代で山に登っている人は

昔、山岳部だったとかワンゲル部だったとか

家族が山好きだったので子供の頃から登ってたとか

そんな人が多いのではないかしらと。

 

じじいは若い頃はスキーに明け暮れた時もありましたが

結婚して子供が出来て仕事も忙しくてと空き時間で

何かと考えると家でゴロゴロと過ごすばかりでした。

 

所が健康不安から医者通いとなってしまい、

まずは歩くことが大事と運動を勧められたのがきっかけで

山にすっかり魅了されて今に至る訳ですが・・(苦笑

 

近所の山でも登ってみようかなぁと思った時は

当然?のごとく山道具は何も持っておらず

ウォーキングの延長で普段着とナップサックを提げただけで

(その中身はタオルと500mlのペットボトルのお茶だけ)

何も考えず奈良と大阪の県境にある暗峠という峠を歩いたのです。

時期ちょうど9月頃のまだまだ夏の暑さの時でした。

 

登りだしが標高48m 暗峠の頂上の標高が455m

標高差400mくらいですが

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TVでも取り上げられる位の急坂の所もあり、

山の歩き方を全く知らず平地を歩く感覚で歩いた結果

汗が吹き出しハアハアと息切れが激しく途中こんにちは!

と声を掛けてくれる人に返事も出来ないくらいの状態に

初めての坂登りはそんな体験となりました。

 

しかし、そんな丘程度の頂上到着時には

お恥ずかしいのですが「やった!」とホントに思ったのですヨ(恥

何かとても達成感があって頂上からの眺めに山っていいなと(不思議

 

この時500mlのお茶はとっくになくなっていて

喉もカラカラだったのですが、そのまま買い足すこともせず

下りを歩き始めるわけです。

 

しかし、すでに足はフラフラ、ガクガク

膝も痛くなってしまって難儀しました。

 

やっとの思いで下山した時には、雨に降られたのではないか?

と言うくらい下着はもちろん着ていたシャツもズボンまでも

汗が絞れるくらい濡れてしまっていたのを覚えています。

 

この時、山に登ると汗をかくのは当然で

肌着も服もそれなりの物を着用しないといけないことを知りませんでした。

また、水もそれ相応の適量を持っていかないと脱水になることも

知らなかったのですから、今思うと怖いことです。

また、靴も家にあったランニングシューズでした。

 

無知というのは怖い、いや、その前にいろいろ調べて

準備しないじじいがダメだったのすがネ(^-^;