年寄りの冷や水?かも 超初心者のじじい山歩く

55歳から始める山歩き 中高年の山行きは気を付けろ!

超初心者のじじいの反省(最終章1/2)膝痛 腸脛靭帯炎

超初心者のじじい、山に登り始めた頃

膝の痛みに泣かされました。

 

調べるとどうやら腸脛靭帯炎というらしい

 

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それは、一番最初に武奈ヶ岳に登った時に

頂上直下で突然来たのです。

 

右の膝の外側が何とも言えない痛みが発生

とにかく頂上にはたどり着いたものの

いざ下山時には痛くてあるけないくらいに。

 

反省の所で書いているように、

ほうほうのていで下山したのですが本当に涙もの

この腸脛靭帯炎なかなかやっかいなヤツでした。

 

それからしばらくこの膝痛になやまされて

いろいろ調べて自分でなんとかならないのか?と

 

ここに書いていると通り人に頼るというのは

どうも苦手でして(え?腸脛は医者の判断を!ですか^^

 

そこで、最初に試したのがテーピングでした

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このテープでとてもじじいは良い感じでして

それなりに痛みを抑えてもらったものの

完全には痛みはなくならず、

以降もあれこれ試行錯誤の繰り返しをたどるのです。

 

そして最後にいきついたのが、

歩き方を見直すことでした。

 

この腸脛靭帯炎、ランナー膝といわれるらしく

この図のように膝が外側に開くことで摩擦が起こり

炎症につながるらしいと。

 

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ここで、はた!と気が付いたのが

自分の歩行がいつもがに股であること

だったのです。

 

結構男の人はがに股の人が多いですよね。

膝が外に出ることで靭帯とこすれるなら

まっすぐにしたらどうだろ?と

 

それから、足裏の着地を意識してまっすぐに

あるけるように自分で調整を始めます。

調整し始めて半年くらいでしょうか気が付くと

がに股がかなり矯正されている

それは靴の裏の減りをみたら一目瞭然でした。

 

しかし、だからと言ってもう痛まないのか?

いや、痛くなったらもう嫌だ!

(一応、痛くなった時ように鎮痛剤ももってますが)

 

そんな時に山用のタイツがいいとの情報を入手

調べてみるとこれが結構なお値段なのね~

 

タイツごときにこんな投資ができるか!

って思って最初は安価なのを買ったのです。

 

しかし、これ、膝の補強ではなく防寒対策程度^^

結局テープを貼ってタイツを履いてってことで

あんまり意味がないなぁと(安物買の銭失い^^

 

それから、ちゃんとしたものはコンプレッションタイツ

と呼ばれていて筋肉疲労にも膝痛にもいいらしいと知り

思い切って買いました! CWX かのワコールの製品!

 

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これが、驚くほどじじいにはよかったのです

まず膝が痛くなることはまったくなく、そのうえ登山での

筋肉疲労がビックリするくらい少ない。

 

このコンプレッションタイツのことは、hjun1さんという

またまたギターつながりの方からも勧めてもらいました。

 

膝痛については、山を歩く歩き方をマスターすること

そしてがに股を直したこと、そしてこのコンプレッションタイツ

それから山登りの回数をこなすうちにそれなりに

登れる体になってきたことなど

複数が組み合わされて克服できたのかと思います。

 

超初心者のじじいです、ひとつづつ問題解決しながら

これからも山登り続けたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

超初心者のじじいの反省(その4)ご縁は大事

超初心者のじじい 

超初心者のくせに山へは基本単独で登ります。

 

(以下の写真はYAMA HACK様よりお借りしたました)

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え?それこそ年寄りの冷や水だ!ですか (ごもっとも

 

最初から自分で考えずに何もかも人に頼って何かをする

というのは性にあわないじじいでして(^-^;

ええ、変わり者っていわれてます(人付き合いが悪いだけかも

 

そんなわけで、まったく知らない山登りのスタートでしたが

今はネットで検索というとてもありがたい方法があり

あれこれと活用させてもらってきました。

 

まず、初心者 登山 と検索するといっぱい出てくる!

そこで、書いてあることが登山として一般的なのかは

沢山のサイトを比較してみて共通点をみつけると分ると

あれもこれもと調べて見てみたのです。

yamahack.com

初心者のための登山・山歩き入門

とか

町内の山

とか

基本技術 その1

そうそう、この「町内の山」のブログを拝見して

ホームグラウンドの山をもつことやいつかは薬師沢と思ったり

比良山系に登るきっかけをもらったのでした。

 

そして

shimizu-web.com

 

「もうひとつの比良山系」を拝見して、

すっかり比良に魅了された訳です。

 

そしてこの方のブログの中にある

shimizu-web.com

 

のページに、じじいは感激したのでした。

 

そんな中で、山ともう一つじじいの趣味である

ギターでご縁を頂いていた「J-minorさん」が

山のブログも付けているとのことで早速にご訪問

morosawa.exblog.jp

 

低山を中心に登られて夏山はアルプスも歩かれるとのことで

いろいろアドバイスをもらいました(感謝です

その中で水をしっかりもっていくようにと言われたのが

とても助けになっております。

 

そしていよいよ登ったことのない山を探すのですが

じじいは関西なので「歩きはじめの人におススメの

関西の低山8選」のような情報から金剛山や六甲山を

知るわけです。

 

そうかぁ、関西と言えば六甲 神戸っておされ~と

ミーハー的な感覚から、よし六甲に行ってみよう!

 

そう思って検索をしていても、六甲山というのは

関西ではとてもメジャーな山でして割合と気楽に

登った感じで綴られているものが多く

超初心者のじじいがそれを信じていいのかどうか?

 

とくに若い人はもともと体力もあるだろうし・・

 

そんな時に、本当にありがたい情報をUPされてる方の

ブログに行き当たるのです。

 

この方「しゃけ様」という方なのですが

初めて六甲に登られた時のしんどかったことなど

とても詳しく書かれていて、そしてだんだんと

本格的な山歩きをされるまで手に取るように

詳しく書かれているのを見て、

じじいもいつかその人の後を追いかければ

アルプスも夢じゃないかもと思い始めるのです。

って未だアルプスまで到達できてないんですが^^

 

ふらふら旅行ブログ 山歩き

 

しゃけ様 2012年に初めて六甲に登られた時のこと

じじいが感じたシンドさと同じでとても共感してしまい(勝手に

それから読み続けていたら、なんといつのまにかピッケル持って

雪山までいってしまわれてる(スゴイ

じじいの目標にしたい方です!

 

山は基本危険と隣り合わせ いつわが身に何が起こるかわからない

心配性のじじいは「滑落」とキーワードには特に敏感でして

(3シーズン低山では頻発はしない?ような気もするけど・・)

このワードでご縁を頂いたのが「アオヒゲ様」でした。

 

www.aohigetozan.com

 

この方は本格的な山屋の方ですから

じじいとは違う世界の人です。

何といっても日帰りでも平気で40㎞を歩かれる

でも、アオヒゲ様には遭難に備えての心構えとし

下山した時に600mの登り返しの体力を残すことを

勧めてもらいました。

それは、山での遭難で一番多いのが「道迷い」で

やってはいけないことを教えてくださりました。

 

迷った時大事なのは元の所に登り返すこと

谷に向かって下るのが一番危険と。

 

実はじじい以前比叡山に登った時に道に迷いまして

その時は下山時かなり疲れていたのですが

下った道はいつのまにか沢に。

 

その時に迷ったら登り返すこと言う「キーワード」が

頭の中でぐるぐるまわって、そうだ、このまま下ってはいけい

そう思い登り返す決心をしたのでした。

 

こうしてネットでご縁を頂いた方から沢山のことを教えてもらい

じじいもなんとか山に登ることができるようになってきました。

 

そして、ここ最近はありがたいことに仕事関係で

ご縁を頂いていた方に山繋がりで実際に山行きに

同行させてもらったりして、「山の保険」「テン泊」

のことを教えてもらえるチャンスにめぐまれました。

 

しかし、どの方も異口同音におっしゃるのは

登山は単独で行くことが一番の上達の早道だと。

 

どなたかの登山についていくことばかりしていると

山行きの計画を立てたり地図を読んだりすることが

いつまでたっても出来ない。

 

目標のアルプスも結果的に登れたとしても

それは実力ではないよねと。

 

まだまだ超初心者ですので、学ぶことだらけですが

5年10年先までしっかり登山を楽しみたい。

 

でも、無知であるばかりに危険な状況になることは

自分のためだけでなく他人様にもご迷惑をかけることになる

そんなことのないようにこれからも山を甘くみることなく

楽しみたいと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

超初心者のじじいの反省(その3)汗冷えと肌着

痛い靴だけど履いているうちに

広がって履きやすくなるだろうと思い

この靴を履いて初めての1000m越えの山に

 

今ではすっかりお気に入りで何度も登っている

比良・武奈ヶ岳1214mなのですが・・・

 

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この山はびわ湖側の比良・イン谷と逆側の葛川・坊村

からの登山が一般的ルートなのですが坊村側から登ると

明王院を超えたらすぐに急登になります。

 

今まで緩やかなハイキングコースしか歩いたことがなかった

そんな経験値の低いじじいには本格的な山道でした。

(今ではすごい急登とは思わないのですが^^)

 

そして、登られるみなさんのスピードが速い

やっとの思いで歩いて直ぐに汗をかきだし上着を脱ぐ。

 

この時、まだ汗を直ぐに吸い乾かしてくれる肌着も

その吸水速乾の上着も持っていなかったので

汗をかいて上着を脱ぐと寒くなる、

そして着ると暑いの繰り返しで登りました。

 

 

この武奈ヶ岳は御殿山という一つ目のピークを越えて

いったんワサビ谷に下り登り返して頂上につくのですが

もう御殿山までで青息吐息 足も痛くなり、膝も痛いと

すでにボロボロ状態、山に登ることを甘く見ていた結果です

 

超初心者がいきなりこの山には来てはいけなかったのだと

そう思ってもすでに後の祭り(^-^;

 

武奈ヶ岳山頂につくころには下山が無事できるかどうかも

不安になるほど足も体も疲れていました。

その上、頂上は風も強く冬のように寒くて・・

 

ただ、頂上からの眺めは本当に感動もので

こんな素敵な景色が世の中にあるのかと

大げさではなく思ったのです。

それからすっかり山に魅了されてしまい・・(笑

 

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初めての1000mの山登りで一番に問題だったのが

自分がその時の実力で登れる山かどうかを判断できなかったこと

結果的に山に登る体力がないことやオーバーウエイトのなまった体では

武奈ヶ岳の登山は無理があったことだということです。

 

山を甘く見たら必ずしっぺ返しが来ます

特にじじいの年齢になると無理はそのまま命にかかわる。

 

少しずつ山に登れる実力を付けながら高い山にチャレンジしないと

えらい目にあうというのを実感したのでした。

 

ただ、山はその高さだけではわからないことも多いですよね

基本標高差と登山道等を考えて自分の力と比べる必要あり

 

ちなみにこの武奈ヶ岳は坊村の標高が305mですので

武奈ヶ岳との標高差は909m累計標高だと1000mを超えます。

 

じじい、今のように山好きになる前にすでに

北アルプスに登ったことあるんですヨ

 

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それは、北アルプスの乗鞍・富士見岳2817m

 

言葉だけで北アルプスの2818mの山に登ったというと

すごいじゃない!となるかもですが、ご存知の方も多い

畳平(標高2702m)というところまでバスで行けます。

 

ええ、つまり標高差は115m(笑

でも、北アルプスですからね!

 

また、この登山でわかったことに

登山時に着るものは絶対吸水速乾のものでないと最悪低体温になる

高度が上がるにつれて気温が下がり汗で体が冷えると

急激に体力も奪われます。

その上、雨に濡れると最悪なことにもなりかねません。

 

 

登山をするなら、服装・ザック・登山靴・雨具は

登る山に対応するものを必ず用意せねばならないと

この時に身に沁みて理解できたのでした。

 

下山はというと予想通り足と膝の痛みで

登りと同じくらいの時間がかかり

ほうほうのていで降りて来ました。

 

それから直ぐに、近くのモンベルさんにでむいて

モンベルさんの方が好日さんよりリーズナブルと知って^^)

一式全部揃えました、そしていろいろ調べて緊急セットやら

最悪ビバークせねばならない時にも備えての準備もし

現在は、ザックの中に雨具・救急セット・ヘッデン(ヘッドランプ)

ライター・小型ナイフ・非常食など最低限のものは常に

携えて登るようにしております。

 

登山ではすべて自己責任です

常に最悪の事を想定して最高の山行きにしたい

そう思っている次第です。

(現在はちゃんと山保険にも入ってます!)

 

次回は先達の方々のアドバイスとその後の経験から

今気を付けていることを書いておきたいと思います。

 

 

 

 

超初心者のじじいの反省(その2)登山靴

暗峠を歩いてからすぐに隣接する生駒山に登りました。

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標高642mの低山、近くの小中学校の耐寒訓練などで登る程度の山です。

この山を登った時もランニングシューズと紐のナップと500mlのお茶のみ。

しかし、この時初めて本格的な登山の装いで登る人にであったのです。

今考えると多分冬山の準備のためにボッカをしていたのだと思います。

 

当然、彼の足元は本格的な登山靴、大きなザック 服装も自分のように

Tシャツに短パンとはまるで違いました。

 

そして、山に登るにはそれなりの恰好が必要なのだ!と

そこで、その後ネットで初心者の山登りとかで検索して

道具のことを勉強してみました。

 

まずは、そうか 靴か!と言うことで早速「好日山荘」さんへ

靴を買うのですが、これもまったく予備知識なしで行ったので

どんな靴を買えばいいかわからない。

そこで店員さんに近くの山に日帰りで行く靴はどんなのがあるのか?と

聞いてみました。

 

自分のサイズの靴が少なく本格的な登山靴しかなくて

何足か履かせてもらったのですがその値段にビックリ! 

あら、こんな値段なのねと。

 

最初だから1,2万くらいので良いかなとおもっていたので

とりあえずその価格で買えたのがキーンの型落ちのものが

6千円程度で山積みされてたので、それを購入することに。

店員さんにインソールも要りますよと言われて値段も見ずに

これを買いました(靴と同じくらいの値段だった(笑^^

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でも、このインソール後々活躍してくれるのでよかったかもです。

 

そしてこの靴を履いて(ええ、まだ登山用の肌着やアウターは無し)

生駒山より少し高い岩湧山(897m)の山に出掛けます。

 

所がこの靴と足の相性が悪くて、小指の付け根が靴と干渉して

痛くて痛くてとても残念な気持ちになりました。

 

登山で靴については、特に大事な位置づけなのに

適当に選んだ結果だったと思っています。

 

自分に合う靴というが大事だとは言われますが

超初心者にとってはどれが合うのかは、

店で少しの時間履いただけでは分かり難い

実際に山で歩いてみないと分からないもですよね。

結局、それから何足か買って今はスカルパに落ち着いてます。

自分の足には合っていたみたいですね。

 

さて、次回は登山用の肌着の大事さを知るです。

 

 

 

 

 

超初心者のじじいの反省(その1)平地と山は別物

山に登り始めて2年目^^

いや、正直な期間は1年半

 

ん~どう考えても超初心者の域を超えない

山登りを始めたのが55歳というじじいの年齢

 

同年代で山に登っている人は

昔、山岳部だったとかワンゲル部だったとか

家族が山好きだったので子供の頃から登ってたとか

そんな人が多いのではないかしらと。

 

じじいは若い頃はスキーに明け暮れた時もありましたが

結婚して子供が出来て仕事も忙しくてと空き時間で

何かと考えると家でゴロゴロと過ごすばかりでした。

 

所が健康不安から医者通いとなってしまい、

まずは歩くことが大事と運動を勧められたのがきっかけで

山にすっかり魅了されて今に至る訳ですが・・(苦笑

 

近所の山でも登ってみようかなぁと思った時は

当然?のごとく山道具は何も持っておらず

ウォーキングの延長で普段着とナップサックを提げただけで

(その中身はタオルと500mlのペットボトルのお茶だけ)

何も考えず奈良と大阪の県境にある暗峠という峠を歩いたのです。

時期ちょうど9月頃のまだまだ夏の暑さの時でした。

 

登りだしが標高48m 暗峠の頂上の標高が455m

標高差400mくらいですが

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TVでも取り上げられる位の急坂の所もあり、

山の歩き方を全く知らず平地を歩く感覚で歩いた結果

汗が吹き出しハアハアと息切れが激しく途中こんにちは!

と声を掛けてくれる人に返事も出来ないくらいの状態に

初めての坂登りはそんな体験となりました。

 

しかし、そんな丘程度の頂上到着時には

お恥ずかしいのですが「やった!」とホントに思ったのですヨ(恥

何かとても達成感があって頂上からの眺めに山っていいなと(不思議

 

この時500mlのお茶はとっくになくなっていて

喉もカラカラだったのですが、そのまま買い足すこともせず

下りを歩き始めるわけです。

 

しかし、すでに足はフラフラ、ガクガク

膝も痛くなってしまって難儀しました。

 

やっとの思いで下山した時には、雨に降られたのではないか?

と言うくらい下着はもちろん着ていたシャツもズボンまでも

汗が絞れるくらい濡れてしまっていたのを覚えています。

 

この時、山に登ると汗をかくのは当然で

肌着も服もそれなりの物を着用しないといけないことを知りませんでした。

また、水もそれ相応の適量を持っていかないと脱水になることも

知らなかったのですから、今思うと怖いことです。

また、靴も家にあったランニングシューズでした。

 

無知というのは怖い、いや、その前にいろいろ調べて

準備しないじじいがダメだったのすがネ(^-^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じじいテン泊デビュー

チャレンジ テント泊(三峰山)

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じじいも今年の秋で登山3年目に突入

ウォーキングからはじまり近所の丘陵歩き

そしてファミリー登山コースを歩くようになり

いつかはテントを担いで山を歩いてみたいと思っておりました

流石にテント泊となると日帰りで大峰や比良の山にでかけるのと

訳がちいます。装備だけでもテントやシュラフが必要になるし

ザックもそれなりの大きさのものも手配せねばいけない。

 

テントやシュラフは適当に買って、あわなきゃ買い換える

とザックのように安易にはいきません。

 

まぁ、65Lや75Lの大きさのザックを買い換えるのも

いかがなものか、いや、女房の許可がでない(苦笑

 

それに最低限の経験も必要だし、誰かについていって

いきなりのアルプスというわけにも行かず・・・

 

また、実際テン泊となると20kg程度の荷物をしょって

歩くわけですが、その重さが大丈夫なのか?心配です。

 

そんな時、以前勤めていた会社の同期にKenちゃんという

山屋がおりまして、彼に今度テント担いでGWに山に行くけど

じじいもどう?と誘ってもらったので二つ返事でお願いしました。

 

今回は奈良と三重の県境にある「三峰山」(みうねやま)

この山は冬に美しい樹氷が低山でみられると人気の山でして

 

標高は1200mあまりの低山ですが、山頂直下に八丁平という

草原が広がっていてテントを張るにはもってこいの山

 

ただテン場ではないので水場はありません

つまり水を担いで登る必要があるのだけがたまにキズ^^

 

まずは青少年旅行村の駐車場にとめて出発です

初めて65Lのザックを担ぎます

ん?なんとかいけるかも?

 

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Kenちゃんは余裕だ

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ここで登山届けを出します!エライ!いや当たり前か^^

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藤の花がお出迎え

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ここから三峰山の登山道

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樹氷で有名なもうひとつの高見山は急な登りがありますが

お隣、三峰山は女性的な優しさがある登山道です

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階段もありますが、段差も大きくなく歩きやすい

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途中非難小屋もあります、中はきれいで十分な宿泊設備!

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遠く、倶留尊山(くろそやま)を望みます

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そうこうしているうちに樹氷道に

ここが、冬場美しい樹氷をみせてくれるそうです。

いまは、新緑がまぶしい

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白い花はタムシバかな?

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たいぶんと登ってきました

と言ってるまに頂上

頂上はちと寂しい(笑

 

ま、いつものじじいポーズ

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Kenちゃんはまじめに^^

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さて、山頂から少し下ったところに八丁平という美しい平らな草原があります

 

 

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ここ風の通り道で、この日は台風並みの風が吹いてました!

風を避けて簡単に昼食を済ませてテントをたてます。

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ふむふむ、こうしてテントをたてるのかぁ!

覚えれば簡単、でも初めてひとりでするとなると難しい

ここはレクチャーをしっかり覚えてと

 

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2張り目のテントもあっという間に(スゴイ!

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お借りしたのは2人用テントなので中も広々快適!

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ダウンのシュラフも貸してもらって今晩は寒さだいじょうぶと思ったら

この日の夜は冷え込んで^^

 

山の夜は早い!4時からすでに晩御飯スタート

暗くなると漆黒の闇らしい

 

今日は豚しゃぶです うまそう~ いや美味かった!

 

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グダグダと食べて終わったら日没までに少し時間があったので

すこし下って高見山ビューポイントへ

やはり男性チックなとんがり山です

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そうこうしているうちに日没

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山の日没は美しい!

もう沈みます

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お月さんが

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暗くなったらすることもなく、あとはゴロゴロして

寝るかな? いや、こんな早い時間に寝たら夜中に目覚める?

 

そんなことよりも、強風でテントが揺れる揺れる(驚

木々が轟々と音をたててうなります(台風のよう

それでも寝るじじい(爆

 

朝も早い!5時半には日の出

ご来光~!

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今回はピークハントも縦走もしない予定なので

朝ごはん、たまご雑炊を食べて下山します。

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リンドウやツツジを見ながらゆったりと

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早々に樹氷ロード

 

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新道峠 ここから左に12,3kmで高見山ですが

今回は縦走しません^^

 

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小一時間で新道ルートの登山口に

 

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ここから30分ほど舗装道を下って青少年旅行村へ

今日は天気もよく小さな子たちをつれた家族で大賑わいでした。

 

そして無事下山、これから温泉に入って帰宅

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 今回のテン泊練習で新たな登山の道が開けたように思います。

一般的には泊りで山に行く場合は小屋泊から始める方が一般的?

確かに所謂山でも上げ膳据え膳で山登りに集中して楽しめる

自分自身も体験しないわけにはいきますまい。

しかし、3シーズン 雨は山に行かないじじいにとって

小屋もない近所の山を日帰りでなくてテントをしょって縦走するなんてこと

なんだかアドベンチャー感がいっぱいじゃないか!って思うのです。

個人的にワイワイと行く山も悪くはないけれど

どちらかと言うとひとりで計画して準備して個人の責任で

自由に山を歩ければいいなぁ。

3年目になるまでにテントとシュラフを手配して今年の秋は

テン泊山行きを楽しみ始めたいと思っております!

 

 

関西屈指の難コース(双門の滝)に行ったのは!

近年、ネットの世界を当然のように受け入れる

そんな時代になり、じじいの私も山や音楽の趣味の世界の

方々とご縁を頂くことが増えてきました。

 

山のブログでご縁を頂いた方のおひとりが

山屋のアオヒゲ様でした

www.aohigetozan.com

 

私のような超初心者とは違って本格的に山に登られる方ですが

じじいのしょうもないコメントにも返信頂けてありがたいことです。

 

じじいも超初心者の癖して山へは基本単独で行くことがほとんど。

 

誰かに山のことを教えてもらったらいいのでしょうが

音楽もそうですが独学で何でもやってみたい。

 

そんなわけで、アオヒゲ様のブログを通じて

いろいろ学ばせてもらっております。

 

そのアオヒゲ様、遠く奈良の山に来られるとお聞きした

そのコースが関西屈指の難コース 双門

先日の金剛山につれていってもらったJijiさんも山屋の

大ベテランさん 双門のことについて聞きましたら

単独でコースを知らないまま行くと迷うこともあるぞ~と

やはりなかなかに難儀なコースとのこと。

 

お聞きしていた行程は

29日双門→狼平避難小屋(泊)

30日狼平→弥山→八経ヶ岳→七曜岳→和佐又山(泊)

5月1日大普賢岳→→山上ヶ岳→大日→稲村→洞川

 

アオヒゲ様は昨年、吉野から熊野への170kmにも及ぶ

大峰奥駆け道を4泊5日で歩いてしまわれる健脚

 

一日40km近くを歩くってことですからじじの私からしたら

もう化け物と言ってしまいたいくらです(^^;

 

双門 ご存知の方もおられるでしょうが

登山口にはこのような看板が・・・

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他人様の所からお借りしましたが

こんな所、落ちたら・・・一巻の終わり

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とりあえずじじいには無事を祈ることしか出来ません。

 

そして、下山の5月1日にお疲れの所でしたのに

じじいの顔を見にわざわざ立ち寄ってくださいました。

 

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お話を聞くにつけ、ご自身は大変さを前に出されていませんでしたが

話の端々からホントに大変なコースを歩かれたのだなとわかりました。

 

ちなみに背負っておられた縦走用のグレゴリーの75Lのザック

食料と水が減って約20kgくらい?と仰ってました 

を背負わせてもらいました。

 

この重さのザックを担ぐのは初めてです。

 

お~確かに重いけれど、ザックの性能でしょうか

これなら担げるかもと少し思ったのですが

しかし、これを背負って山を登るとなるとまた別問題

まだまだ体を鍛えねばなりますまい(^^;

 

短い時間でしたが、いろんな話を聞かせてもらって

本当にアオヒゲ様 山を愛しておられるのだなと思ったのです。

 

じじいも少しずつ経験を積みながらアルプスに登れるように

精進したいと思います。

 

ただ・・・お話の中で1200mを3時間で登れたらいいのでは?

とおっしゃてましたが標高ではないですからね、

高低差で1200mって未知の世界ですから(滝汗

 

これからもまだまだ学ばせてもらいたいと思います。

 

アオヒゲ様、本当にお疲れ様でした!